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今春の高卒未就職者の就職支援策として県がアルバイト職員として4月から臨時雇用している53人について、正規に就職した人はいまだ半数にも至っていないことが24日までに分かった。臨時雇用は原則6カ月、最長1年だが、厳しい県内の雇用情勢を考慮し「県としては1年間のスパンで考えている。未就職者とは契約を更新し引き続き就職支援に取り組む」としている。
県商工観光労働総務課によると、臨時雇用6カ月経過を控え現在、状況をとりまとめている段階だが、「正規就職したのは半数にもいっていない」と説明。臨時雇用している53人のうち、大半を占める女子の就職未定が目立つとしている。
県の高卒未就職者支援は「働きながら就職活動を」と国の緊急雇用基金を活用。県内の高卒未就職者のうち100人を見込み、今年度当初予算に約1億5000万円を盛り込んでいる。
臨時雇用とともに県では、若年者の就職支援機関のジョブカフェに人員を増員し、セミナー開催などを通じて就職支援を実施。同課は「女子は県内での就職を希望している人が多いが、事務系志望にとっては難しいのでは」としている。
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