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28日の投開票まであと3日と迫った知事選。 23日の祝日は各地でさまざまなイベントが開かれ、 各陣営も会場を奔走した。 現職の仁坂吉伸候補(60)=無所属、 自民推薦、 公明県本部支持=はかつらぎ町方面へ足を伸ばし、 元県会議員の藤本眞利子候補(56)=無所属、 民主・国民新推薦=は大票田の和歌山市を中心に活動、 JR西日本シニア社員の洞佳和候補(62)=無所属、 共産推薦=は那賀地方で街宣した。
仁坂陣営 午前8時にかつらぎ町で街宣活動をスタート。 四郷小学校で開かれた 「第22回四郷串柿まつり」 の開会式に参加し、 地元が熱望している国道480号府県間トンネルの早期完成について 「一日も早く開通させて、 大阪と和歌山が手を取り合って一体となって発展するようにしたい。 選挙のことも頭の片隅において楽しんで」 とあいさつ、 集まった多くの町民に支持を訴えた。 山本惠章町長も仁坂候補の意向に 「これほどうれしいことはない」と述べ、鶴保庸介、 世耕弘成の両参院議員もあいさつして「政権奪還」を訴えた。
午後からは九度山町の小学校や橋本市の書店などに立ち寄り、 夜は同市とかつらぎ町の2カ所で個人演説会を開いた。
串柿まつりで支持を訴える仁坂候補(かつらぎ町)
この日は民主党の若手衆院議員4人による女性・青年キャラバンが市内各地で演説を繰り返し、 高野口町で開いた個人演説会には河村たかし名古屋市長や細野豪志衆院議員らが応援に駆け付けた。 JR和歌山駅前の街頭演説には枝野幸男党幹事長代理が弁士として登場し、 「地域の中で育った持ち味があり、 暮らしの中で税金の使い方を考えるリーダーが必要。 藤本さんをぜひ知事に押し上げてもらいたい」 と声を張り上げた。
食祭の来場者と握手をする藤本候補(和歌山公園砂の丸広場)
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