2010年12月06日

02.政治・経済

副連合長に仁坂知事、関西連合

副連合長に選出されて会見に臨む仁坂知事㊥

副連合長に選出されて会見に臨む仁坂知事中

関西を中心とした7府県でつくる関西広域連合の第1回委員会が4日、 大阪国際会議場で開かれ、 連合長に兵庫県の井戸敏三知事、 副連合長に仁坂吉伸知事が選出された。 また国の出先機関の委譲に向けた対策委員会が設置され、 委員長に大阪の橋下徹知事が任命された。

委員会後の記者会見には約100人の報道陣が集まり、 井戸知事は 「地方分権の促進を主体的に進めていく」 とあいさつ。 仁坂知事は 「人口の多い所だけではない、 そういう点を全体の運営の中に取り込むことができれば」 と、 人口が少ない県としても積極的に発言していく意向を見せた。 橋下知事は 「出先機関の原則廃止に向けて、国の権限を広域連合に奪い取ってくるのが僕の最大の仕事」と述べ、対策委員長としての強い決意を示した。

広域連合は都道府県レベルでは初の組織で、 大阪、 兵庫、 京都、 滋賀、 和歌山、 鳥取、 徳島の2府5県で1日に発足。 この日は予算や広域計画案について審議したほか、 本部事務所も同会議場11階に開設した。





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