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首都圏で和歌山の観光をPRしようと、 県観光連盟は来年1月14日から31日まで、 JR山手線沿線を中心に初めての 「そろそろ和歌山に行ってみようキャンペーン」 を展開する。 和歌山の旅行商品の広告のみを掲示した電車を2週間運行するなど、 さまざまな企画を通して集中的に県の魅力を発信する。
首都圏在住の和歌山に行ったことがない人や関心が薄い人たちに、「そろそろ和歌山に行ってみませんか?」と提案する大規模キャンペーン。 初日は六本木アカデミーヒルズ40階でオープニングイベントを開き、 仁坂吉伸知事や各市町村の担当職員によるプレゼンテーション、 「ウインズ」 のミニコンサートなどを行い、 マスコミや旅行エージェント、 百貨店バイヤーら約300人を招待する。
電車内広告は16日から31日まで、 11両編成の電車を借り切って 「帰ってこい!! 鈴木さん」 と大きく書かれた中吊り広告を掲示し、 鈴木姓の発祥地であることを中心に、 県内の食や自然や歴史などを紹介する。 期間中は約155万人の乗車を見込んでいる。
また、 紀伊國屋書店などの書店55店舗で和歌山の観光をPRする特製ブックカバーを配布するほか、 公開講座 「和歌山てらこや」 の集中開催、 「ふるさとまつり東京」 など各種イベントへの参加、 新聞、 雑誌、 テレビなどマスコミ媒体への露出も30回以上行う。
期間中の日曜となる16日は同線全29駅で、 23日は新宿など主要駅で街頭PR活動を実施。 アンケート用紙を3万部配布して 「和歌山に行かない理由」 「和歌山のここが悪かった」 などネガティブな意見を募集することにしており、 仁坂知事は 「あえて悪い意見を聞くことで和歌山の魅力に磨きをかけていきたい」 と話している。
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