2010年12月09日

02.政治・経済

「常軌を逸している」、TPP問題で仁坂知事

環太平洋連携協定(TPP)の参加の是非について仁坂吉伸知事は8日、 「今の国政が農業の競争力強化策を放棄してしまったように思えるのに、 さらにTPPに入るのは常軌を逸している」 などと、 現状では反対との認識を示した。 この日の県議会12月定例会本会議で松坂英樹議員(共産)の一般質問に答えた。

仁坂知事はこの問題に関して庁内にプロジェクトチームを立ち上げ、 TPPに参加した場合、 県内の産業ごとにどんな影響があるかの見極めを行っているとし、 「悪影響が出るとすると、 それを緩和するために何が必要かをきちんと分析して、 国に対して 『その対応をしないと困る』 ときちんと要求していく」 と強調した。





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