2011年04月02日

02.政治・経済/05.紀の川・岩出・海南・紀美野

海南海草は現職5人が無投票当選

万歳三唱して喜びを分かち合う藤山陣営

万歳三唱して喜びを分かち合う藤山陣営

1日に告示された県議選で、 本紙エリアでは海南市・海草郡選挙区(定数3)、 岩出市選挙区(定数2)の2選挙区で無投票となった。

海南市・海草郡選挙区は、 いずれも現職で7期目の尾崎要二氏 (58) =自民・同市下津町上=、 3期目の藤山将材氏 (35) =自民・同市野上中=、 3期目の雑賀光夫氏 (66) =共産・海南市船尾=が当選した。 岩出市選挙区は、 いずれも自民現職で2期目の山本茂博氏 (58) =同市水栖=、 2期目の川口文章氏 (69) =同市山田=が当選した。 5氏はそれぞれ東日本大震災を受けて、 争点だった津波や地震などの防災対策、 100万人を切った県人口減を食い止める取り組みなどを県政に反映したいとしている。

【海南市・海草郡選挙区】
尾崎氏 無投票は全幅の信頼を与えてもらったおかげだと考える。 責任はなお重いです。 「安心安全のまちづくり」 「元気なふるさとづくり」 が2本柱です。 地場産業を発展させるとともに企業規模を大きくし、 中心市街地の活性化を図りたい。 災害については避難路の整備など進めていきたい。

藤山氏
2期8年で得られた経験を生かし、 県民の声をしっかりくみ取って時代に合った条例をつくっていく。 県の人口が100万人を切るなど、 今必要なのは突き詰めると 「人口問題」 にある。 活性化のためには、 地場産業を守りつつ、 観光や環境産業など別の産業を模索していく必要がある。

雑賀氏
東日本大震災で今日本の政治のあり方が問われ、 国民意識も変わり始めた。 国難に立ち向かい、 地域の声を県政に届けることを第一とする。 安全交通や防災対策、 経済発展、 住宅リフォーム助成、 子供医療の無料化など誰もが住みよいくらしに必要な制度の実現を目指したい。

【岩出市選挙区】
山本氏
無投票は認めてもらえた証し。 この4年間で 「市民の声をフットワーク軽く県政に届ける活動が認められた証」 と思っています。 県において岩出市は重要な場所です。 まだまだ整っていない市の生活基盤の整備や県の発展のために頑張っていきます。

川口氏 2期目も継続して安心安全な岩出市のために防災体制の充実を図っていきます。 東日本大震災で大変な時です。 県だけのことを考えるのではく、 県議会議員の立場でできる被災地への復興支援に力を入れていきたい。





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