2011年08月22日

02.政治・経済

和歌山市版「事業仕分け」を初公開

和歌山市版「事業仕分け」を初公開

事業の 「見直し・改善」 を示すCのカードを掲げる委員ら

和歌山市版の事業仕分け、 「市行政評価委員会による外部評価」 が20、 21の両日、 市役所の大会議室で初公開され、 防犯活動推進事業など8つの事業が審査された。 当局への質疑応答では厳しい意見が飛び出し、 最後に委員がA~Dのカードを掲げて事業の妥当性などを評価。 8つ全てについて 「見直すべき」 との判断が下された。

同委員会は、 学識者など10人で構成し、 委員長は和歌山大学経済学部の吉村典久教授。 市の42事業が同委員会の評価対象で、 今回公開対象になったのは、 青色回転灯付防犯パトロール車による巡回パトロール等▽バラの新品種育成、 優良なショウガ作製、 ブルーベリーのブランド化▽老人大学運営事業▽認知症高齢者見守り事業 (安心メイト派遣事業) ▽公共下水道普及事業▽合併浄化槽設置整備促進事業▽図書館サービス運営事業▽完全学校週5日制対策事業 (子どもセンター事業) の8事業。

それぞれの事業内容について委員から意見があり、 バラの新品種育成などについては 「成果が上がっていないことについては検討すべき」、 図書館サービス運営事業についても 「利用者が減少しているのなら、 職員を減らしてその分を図書購入費に回すべきだ」 などと厳しいものもあった。

評価は、 A 「重点的に取り組むべき」 ▽B 「現在の内容で取り組むべき」 ▽C 「見直し・改善」 ▽D 「廃止」 の4つがあり、 8事業はいずれも 「C」 だった。





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