2011年09月08日

02.政治・経済

和歌山県議会9月定例会が開会

和歌山県議会9月定例会が開会

本会議で台風12号の犠牲者に対し、 黙とうをささげる議員ら

県議会の9月定例会が8日、 開会した。 台風12号の発生を受け、 「東南海・南海地震等対策特別委員会」 には台風で被害を受けた日高地方以南の議員6人が加わり、 同日開かれた委員会で県当局に道路整備などを要望した。

同地方以南の議員を加え計17人になった同委員会では、 東牟婁郡や田辺市選出の議員から、 「崖崩れで道路が止まっているので、 早くできるところを優先的に直して」「一刻も早い遺体の収容と、生活用水の支援をしてほしい」と要望が挙がった。

本会議では冒頭、 議員や県の幹部職員が台風で犠牲になった人たちへ黙とうをささげた。仁坂知事は、台風12号による記録的豪雨に対する県政の対応について、「被災した地域の迅速な復旧や被災された方々の支援に全力を挙げ、 今回の災害を教訓に、 治水対策の推進や防災対策の強化など災害に強いまちづくりを進めてまいります」と述べた。

この日は、 激甚災害の早期指定、 各種災害復旧事業の早期採択、 災害に係る特別交付税の重点配分等の財政措置などを要望する 「台風災害対策に関する意見書案」 が全会一致で可決された。

会期は28日までの21日間。 総額13億453万7000円の一般会計補正予算案など17議案を審議する。 一般質問は15、 16の両日の予定だったが、 20、 21の両日に変更された。





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