2009年11月11日

02.政治・経済

10月の県内倒産は10件、負債額3億円

(株)東京商工リサーチ和歌山支店 (村上信二支店長) は、 10月の県内倒産状況を発表した。

件数は10件、 負債総額は3億1400万円。 件数は前月比21件減少、 前年同月比5件減少。 負債額は前月比20憶3600万円減少、 前年同月比65億8500万円減少した。 ここ20年で、 10月単月としては件数が12番目、 負債額は19番目だった。

負債1億円以上の倒産はなく、 1億円未満の倒産は、 和歌山市が3件、 海南市が3件など。 業種別では、 建設業が2件、 卸小売業1件、製造業2件、サービス業5件だった。 いずれも収益面と業績の低調が主な原因。

同支店によると、 10月の月例経済報告では、 前月同様に 「持ち直している」 としたが 「失業率が高水準にあるなど厳しい状況」 で、 雇用情勢などの下振れリスクに懸念を示しているとしている。 輸出はアジア向けが堅調で数量は6カ月連続で上昇しているが、 内需関連企業の景況感に上昇の気配はない。 雇用に関しても 「当面悪化傾向で推移する」 と見ている。

一方、 建設業・サービス業を中心に各業界に倒産がみられ、 中小零細企業の倒産は後を絶たず経営はより厳しさを増しているとしている。



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