リーヴォ初戦で涙 天皇杯、関西大に2―4
天皇杯JFA第102回全日本サッカー選手権大会(日本サッカー協会など主催)が21日、開幕した。和歌山県代表のアルテリーヴォ和歌山(関西リーグ1部)は和歌山市の紀三井寺公園陸上競技場で大阪府代表の関西大学(関西学生サッカーリーグ1部)と対戦。2―4で敗れ、1回戦で姿を消した。
天皇杯はプロ、アマ全ての第1種加盟チーム(プロ、実業団、クラブ、大学チームなど)が参加でき、J1、J2の40チームと各都道府県代表、全日本大学選手権大会優勝者の計88チームがトーナメントで争う。
試合は、前半11分に関西大のFW百田に中央エリア内のワンタッチプレーでシュートを決められ先制を許した。
アルテリーヴォの反撃開始は前半30分、FW久保賢悟が左サイドから中央エリアに流れたゴロパスから左足で落ち着いてシュートを決め、同点に追い付いた。
前半35分には勝ち越されるも、直後の前半39分にMF田口遼のシュートで再び同点に追い付き、前半を2―2で折り返した。
後半は、幾度の好機をものにできないまま、後半の22分に失点。終了間際の42分に駄目押しとなる4点目を奪われ、力尽きた。
海津英志監督は試合を振り返り、やるべきことを明確にしないままプレーしていたと総括。また、「小さなミスから失点につながっている」と指摘し、「次のリーグ戦ではミスを減らせるようにしたい」と話した。
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