和大でSDGs寄付講義 第一生命和歌山支社
和歌山大学(和歌山市栄谷、本山貢学長)教育学部は、第一生命保険㈱和歌山支社(同市六番丁、岡崎誠支社長)から寄付を受け、新たな講義「SDGs論~いのちと暮らし~」を開講する。
学生たちに多様な価値観の基盤を身に付けてもらい、将来、教師になった時に、学んだことを子どもたちに伝えてもらおうと実施。同大学によると、SDGsに関する県内で初の大学の講義となる。同学部の岡崎裕教授が講義を担当し、12月から全8回で実施。主に教育学部の1回生を対象に、ヒトや社会、環境などのさまざまな観点からSDGsの概念などを学ぶ。
7日には、同大学で目録贈呈式があり、岡崎教授の概要説明に続き、岡崎支社長が本山学長に目録を贈った。
岡崎支社長は、持続的社会の実現などを目指す、自社の取り組みと親和性が深いとし、「講義を通して身に付けたエッセンスを、広く和歌山の次の世代に伝えてもらえればうれしい」とあいさつ。
本山学長は、「新しい教育の学びが発展していく手応えを感じている。意欲的に進めていきたい」などと話した。
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