絵と人生振り返る 中尾さん「お話し会」
和歌山市の洋画家・中尾安希さん(82)は、9日と17日、三葛の自宅兼アトリエ「あきの美術館」で画家人生を絵とともに振り返る「お話し会」を開く。
中尾さんは退職した59歳から本格的に絵を始め、紀の川や和歌の浦、ふるさとの風景などを描き続けている。80歳を超え、これまで描いてきた絵への思いを伝えたいと企画。
和歌浦のシンボルだった不老橋を守ろうと活動したこと、新聞社やテレビ局から依頼された和歌山カレー事件の法定スケッチ、裸の女性モデルを描いたこと、スケッチブック片手に日本一周やギリシャ、イタリア、フランス、スイスなどを訪れたことなど、絵とともにとっておきの裏話を紹介する。
中尾さんは「絵を描くこと、見ることは楽しいということが伝わればいいなと思っている。ここでしか話せない特別なエピソードも紹介する予定」とにっこり。
参加費は1000円。絵はがき1セットの進呈がある。両日とも午後1時半~3時半。
申し込みなどは中尾さん(℡073・445・2756)。
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