イチローの展示登場 スポーツ伝承館
県内のスポーツ選手の功績を中心に紹介している和歌山市本町のわかやまスポーツ伝承館(フォルテワジマ3階)に、現在ニューヨークヤンキースに所属するイチロー(本名・鈴木一朗)選手の直筆サイン入りのユニフォームとバットの展示が加わった。
同館でイチローの品を展示するのは初めて。ユニフォームは平成13年、シアトルマリナーズ時代の1年目で「新人王」「MVP」「首位打者」「盗塁王」「シルバースラッガー賞」「ゴールドグラブ賞」の6タイトルを獲得した際、背番号に合わせて51着を作成したうちの1着。前年に発生した同時多発テロを受けて、翌シーズンから付けられた追悼の星条旗ワッペンも見ることができる。
バットは、同16年に262本のシーズン最多安打で大リーグ記録を更新した記念の品。両品ともに直筆のサイン入りで、㈱島精機製作所の島正博社長から借り受けた。
同館スタッフの宮井治夫さんは「日本のスターであるイチローの貴重な品を一度見に来てください」と来場を呼び掛けている。
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