絵になる美しい街並 十番丁でスケッチ展
大阪芸術大学客員教授の川村眞次さんによる第1回「絵になる美しい街並のスケッチ展」が11月1~7日の7日間、和歌山市十番丁の川村さん宅で開かれる。午前11時から午後5時まで。無料。
会場はガレージをアートギャラリーに変身させた「ギャラリーGG」。「絵になる美しい街並みはどう形成されているのか?」を探究するため、川村さんが国内外の伝統的建物を油性ペンと水彩で描いた作品52枚が展示される。
アントワープ、ウィーン、オックスフォード、セビリア、石垣島、小樽、大森銀山、川越など、どの作品も緻密に描かれている。
「絵になる美しい街並みは、変化と調和が適度に織りなされていますが、戦後のわが国の街並みは建物などのデザインの統一性や景観に対する配慮がなく、その場所の個性が表出されていません。意図的に美しい街並みの絵を描くようにデザインしていく工夫が必要です」と川村さん。「今回の展覧会が、衰退している和歌山市の中心市街地の活性化策の一助になれれば」と話している。
問い合わせは川村さん(℡090・9044・0884)。
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