古巣の「巽ほがらか」訪問 オリックス庄司選手ら
庄司選手㊧の指導を受ける選手たち
プロ野球オリックス・バファローズの庄司龍二選手(24)と、元プロ野球選手の畑山俊二さん(47)が17日、2人の出身チームである海南市の「巽ほがらか少年野球クラブ」を訪問。同市重根の巽小学校グラウンドで、後輩の選手に野球が上達するこつなどを指導した。庄司選手の訪問は初めて。選手らはプロという憧れの存在に緊張しながらも、投打など技術的なことから精神論まで幅広く教わっていた。
庄司選手はことしプロ野球ドラフト会議でオリックス・バファローズから5位指名を受けたばかりの新人。野球を始めた原点に戻ってみようと、母校に10年ぶりに帰ってきた。
この日は、午前から練習が始まり、キャッチボール、バッティング、ノックなどの基本練習を行った。庄司さんは選手ごとに「グローブを立てて捕球する」など具体的に指導し、畑山さんも「まず道具を大切にすることが大事。グローブは毎日磨いてほしい」とアドバイスした。
玉段衛人主将(11)は「捕り方や投げ方などたくさん教わった。練習で実践していきたい」と話していた。
庄司選手は「みんな野球が好きなんやなって伝わってきて、うれしかった。向上心があるからきっとうまくなる」とエールを送った。
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