絵本の世界を楽しむ展示 7日~県民文化で
国内外の絵本を集めた「絵本とわたしの物語展」(創価学会「絵本とわたしの物語展」和歌山展実行委員会主催、本紙など後援)が7日から11日まで、和歌山県和歌山市の県民文化会館で開かれる。実行委では「小さなお子さんから高齢者まで幅広く、三世代で楽しめる展覧会。ぜひ絵本を手にとって、ゆっくりとお楽しみください」と呼び掛けている。
全国巡回展で、県内での開催は同館のみ。入場無料。会場は「読む」「語る」「参加する」の3章で構成され、約250種類、600冊を手に取って読むことができる。
第1章の「あなたの知らない絵本の世界」では大人こそが楽しめる本、ナンセンスな絵本、アート性の高い絵本など「絵本のイメージが一変するような作品」を展示。『3びきの子ブタ』や『赤ずきん』などなじみ深い作品で、物語が少し違うものやパロディー版などを紹介する。
第2章「よみがえるわたしの物語」は、大人世代が絵本を読んだ子ども時代を、当時の生活用品やおもちゃなどで振り返ることができる。
第3章は来場者自らが物語の中に入って楽しめるコーナー。デジタル技術を使い「花咲かじいさん」や「おやゆび姫」の名シーンが疑似体験できる。
午前10時(初日は正午)から午後8時まで。
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