選手と心一つに 智弁アルプス1500人歓喜
智弁ナインを後押ししようと、三塁側アルプススタンドは生徒や保護者ら約1500人の大応援団で熱気に包まれた。第1試合とあって6時半に球場入り。バス32台で詰め掛けた。
応援団長の西岡巧真君(17)は「地方大会で戦った時のように、いつも通りのプレーができるように頑張ってほしい」とエール。気迫あふれる声援でアルプスの大応援を引っ張る頼もしい存在だ。
吹奏楽部部長の谷口和彦君(16)は「僕たちの演奏と応援する生徒や保護者の方全員でグラウンドの選手たちと一体感を持って戦っています」と、「ジョックロック」「ミラクルショット」、「YAMATO」などの軽快な応援歌に合わせ、チアガールのテンポのよいダンスでアルプス席を盛り上げた。
4回裏に先制点、6回表で同点に追い付かれたものの、その裏にタイムリーを放って再びリードするなど大活躍した東妻純平選手の父、陽二さん(48)は「試合に貢献できて良かった。3度目の夏の大会出場なのでこの夏が集大成となります。どんどん勝ち進んで、悔いのない野球をしてほしい」と見守った。
回が進むごとに加点する試合運びにアルプス席のムードは最高潮。初戦突破を決めると歓声に沸き、校歌を大合唱して喜びを分かち合った。
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