闘病の子に贈り物を サンタランに1000人
サンタクロース姿で歩き、闘病中の子どもたちを支援するチャリティーイベント「和歌山サンタ☆ラン」が1日、和歌山城の西の丸広場で開かれた。
企業経営者や医師らの有志からなる同実行委員会が主催し、ことし2回目。約1000人が参加した。収益の一部は病気のために入院し、家族と一緒にクリスマスを過ごせない子どもたちに向け、文具やおもちゃなどのプレゼントや寄付に充てられる。
スタート前の西の丸広場は白いひげを付けた人や、赤い帽子姿の子ども、サンタ服のイヌまでさまざまなサンタクロースでいっぱいに。準備体操の後は一斉にスタートし、天守閣まで続く城内のコースを楽しく歩いた。
実行委の川﨑佳司事務局長は「ことしもたくさんの人に参加してもらった。きょう得た感動や優しさを自分たちの心にとどめておくことで、世界一優しい街を目指せるのでは」と話していた。
プレゼントは県内4病院に入院中の子どもたちに参加者のメッセージとともに届けられる。
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