持続可能性で世界一 和歌山が旅行本で評価
和歌山県は2日、世界的旅行ガイドブック・ロンリープラネットがその年の最も旬な旅行先を紹介する「Best in Travel 2021」の「読者が選ぶサスティナビリティーに配慮した観光地」に和歌山が選ばれたと発表した。
「Best in Travel 2021」には「サスティナビリティー」「コミュニティー」「ダイバーシティ」の3部門があり、編集者や記者が各部門につき10カ所を選定する他、読者投票で各部門1カ所ずつを選ぶ。和歌山は読者投票で選ばれた。県観光交流課によると、アウトドア、農業体験、ダイビングなどの体験ができることが評価された他、地域と観光資源が持続可能な形態で維持されてきたことが選出のポイントになったという。
仁坂吉伸知事は2日の定例記者会見で「大変名誉なことで感謝したい。県のプロモーションや民間の方々の頑張りの総和ではないか。サスティナビリティーを大切にしながらコロナのわざわいが過ぎるのを待ちたい」と声を弾ませた。
県観光交流課はロンリープラネットについて「権威があり、特に海外の方への宣伝効果が大きい」とし、選出について「大変ありがたい。こつこつとやってきたプロモーション活動が実ってきたのではないかと思う」と話している。
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