信愛女子8連覇 和歌山県高校秋季バスケ

8連覇を決めた信愛メンバー
8連覇を決めた信愛メンバー

 第50回県高校秋季バスケットボール選手権大会・第44回全国選抜優勝大会県予選会の決勝が10日、和歌山市の松下体育館で行われ、女子の部で和歌山信愛が8連覇を飾った。市和歌山との対戦は、開始早々から信愛が積極的に攻撃、着実に得点を重ね95―36で快勝した。男子は初芝橋本が神島を80―66で破り、3年ぶりの優勝を決めた。信愛、初芝橋本の両校は12月23日から東京体育館で開催される全国大会に出場する。しんぽう写真館はこちらから

 ◇女子決勝
信愛95(23―6、33―8、24―9、15―13)36市高

 前回と同じ顔合わせとなった女子決勝は、準決勝まで全て3桁得点で他を圧倒してきた信愛が、スピードを生かした攻撃で着実に得点を重ね、シュートを阻止しようとする相手のファールがフリースローとなり、より得点チャンスにつながった。

 第1クオーターを23―6とした信愛の勢いは第2クオータも止まらず、小松や辻川のシュートがさえた。中盤ではロングパスから吾妻のシュートが決まり、応援団の声援もひと際大きかった。

 後半に入っても確実にリードを広げる信愛に対し、市高も粘り強く反撃を挑んだが、堅実な守りを崩せなかった。

 信愛の宮本コーチは「新人戦から勝ち続けているチームなので心配はしていなかった。ゲームで出た単純なミスをなくし、完成度を高くして全国へ臨みたい」とした。吾妻主将は「3年生にとっては最後の大会でもあり、全国では全員の力を結集して勝ちに行く」と闘志を燃やした。

 《和歌山信愛》コーチ=宮本浩次▽Aコーチ=石川裕子▽マネジャー=名手美早▽主将=吾妻果歩▽選手=森川亜衣、吉田理良、入口鈴、辻川光希、小森瑠香、古金谷郁美、藤朋美、、小松由理子、上野麻矢、東山晴香、和田きらり、野村美空、向中野樹里

 【男子】1回戦=新宮95―43貴志川◇2回戦=初芝橋本90―58新宮▽県和歌山55―52熊野▽箕島80―57粉河▽桐蔭78―38紀央館▽開智84―72田辺▽海南80―43紀北工▽和歌山商85―36新翔▽和歌山北128―34橋本▽近大和歌山115―74耐久▽笠田98―44串本古座▽星林81―52和高専▽和歌山工134―60田辺工▽那賀63―61向陽▽高野山122―26和歌山東▽伊都68―25有田中央▽神島111―33日高◇3回戦=初芝橋本122―44県和歌山▽桐蔭69―53箕島▽開智84―63海南▽和歌山北79―55和歌山商▽近大和歌山83―63笠田▽和歌山工92―53星林▽那賀63―42高野山▽神島111―9伊都◇準々決勝=初芝橋本94―46桐蔭▽和歌山北70―54開智▽和歌山工114―43近大和歌山▽神島81―48那賀◇準決勝=初芝橋本78―68和歌山北▽神島85―67和歌山工◇決勝=初芝橋本81―66神島◇3位決定戦=和歌山工63―56和歌山北

 【女子】1回戦=新翔48―46紀央館▽和歌山東80―72和高専▽耐久74―67新宮▽神島67―62海南▽和歌山商99―32初芝橋本▽那賀67―33日高▽和歌山北115―9有田中央▽開智110―18貴志川▽箕島118―28県和歌山▽桐蔭85―38橋本▽向陽65―34笠田▽粉河97―48南部◇2回戦=信愛218―8新翔▽耐久91―36和歌山東▽神島93―41和歌山商▽星林57―39那賀▽市和歌山52―45和歌山北▽箕島61―58開智▽向陽67―59桐蔭▽田辺68―46粉河◇準々決勝=信愛143―22耐久▽星林58―38神島▽市和歌山84―32箕島▽田辺60―51向陽◇準決勝=信愛115―28星林▽市和歌山112―33田辺◇3位決定戦=星林76―52田辺

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