福島原発汚染水問題 市民団体が街頭調査
アンケートへの協力を呼び掛ける会員ら
市民グループ「子どもたちの未来と被ばくを考える会」は9日、東京電力福島第一原発の汚染水漏れ問題に関する街頭アンケート調査を、和歌山市のJR和歌山駅前で行った。
福島から離れた和歌山で、同問題に対する市民意識の現状を知り、同会の今後の活動に生かすとともに、市民が考えるきっかけにしてもらおうと実施した。
調査項目は、汚染水の海洋流出を知っているか、汚染水問題が東京五輪までに解決すると思うか、原発をどうすべきと思うかなど7つ。会員10人が駅の乗降客などに協力を呼び掛け、若者から高齢者までさまざまな年代の約100人にアンケートを行った。
同会代表世話人の芝野絢子さんは「原発と汚染水はこれから先を生きる子どもたちの問題。風化させてはいけない」と話していた。
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