釣り人の事故多発 ライフジャケット着用を
第五管区海保は、ことし1月から今月24日までの釣り中の管内事故件数をまとめた。事故者は62人、死亡・行方不明者は14人で、ともに過去5年で最多を記録した。
同海保は、年末年始の釣り人などにライフジャケットの着用徹底を呼び掛けている。
同海保は和歌山、大阪、兵庫、徳島、高知などの海域を担当。海中転落者33人中、ライフジャケット未着用は25人で、うち11人が死亡した。着用者は8人だったが、7人が生還している。
ライフジャケットを着用し海中転落から生還したケースでは今月21日、高知県宿毛市の磯場で釣り中の男性(52)が、複数の大波が合致して大波を生む「一発波」に襲われ、海に転落。男性は海面に浮いていたため、近くの釣り人が気付き118番通報し救助された。
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