今週末、優勝懸かったホーム戦! トライアンズ

アイシン戦での活躍に期待がかかる川村㊤、パーカー両選手
アイシン戦での活躍に期待がかかる川村㊤、パーカー両選手

プロバスケNBLウエストリーグ2位の和歌山トライアンズは26、27の両日、和歌山市梅原のノーリツアリーナ和歌山で、アイシンシーホース三河(リーグ1位)との直接対決を迎える。今季最終のホームゲーム。アイシンに2連勝すれば、創部1年目で奇跡ともいえるリーグ優勝でのプレーオフ進出が決まる。開始時間は26日が午後6時から、27日が同3時から。

トライアンズの現在までの戦績は37勝13敗。この快進撃には、マイケル・パーカー選手と川村卓也選手のフォワード2本柱の存在が大きい。

パーカー選手はシュート確率が62%、ディフェンスの平均スティール数も2・04とNBLランキングトップ。平均得点は23点で、ランキング3位につける。さらにはブロック数も2・14でランキング2位と、攻守そろった国内トップクラスの選手。

川村選手は先月の試合で、史上最年少で5000得点を記録(トップリーグ6人目)するなど、内外からの攻撃できる技術を持つ。さらには、視野が広く、アシスト数が平均5・02でランキング3位と日本のバスケ界をけん引する選手だ。

その他、ゴール下を制し今季試合の勝利に貢献してきた、センターの青野文彦選手(210㌢)、リック・リカート選手(211㌢)の活躍にも大きな期待がかかる。

トライアンズの対アイシン戦は、これまで4戦4敗と悔しい思いをしているが、川村選手は「アイシンには、全敗しているが、ただあの時とは違い、チームも成熟してきてるはず! みんなで全力で挑みましょう」と力強くツイッターでコメントするなど、優勝に向かってチームのムードも最高潮だ。


「トライアンズバー」オープン さまざまな角度から試合を盛り上げようと、野球の紀州レンジャーズの「レンジャーズ スポーツバー」(和歌山市美園町)とトライアンズがコラボした期間限定企画「トライアンズバー」が22日にオープン。大型スクリーンには、同店で初めてバスケの試合が流されるなど、店内がトライアンズカラー一色に染まった。

バーは3日間限定で、アイシン戦初日前日の25日のオープンも残しており、トライアンズファンらが、試合に向け心を一つにする。

ホーム最終戦チケット販売好調 創部1年目で奇跡のリーグ優勝に挑むトライアンズを応援しようと、チケットの売れ行きも好調だ。
チーム関係者によると、2日間は今季でトップクラスの観客動員数を記録することが予想されており、会場が一体となっての盛り上がりが期待されている。
同チームは「この最終節で、トライアンズがウエストのシーズン優勝を逆転で手にする可能性が残っています。一緒に応援してください」と来場を呼び掛けている。
チケットは同チームのホームページなどから購入するか、当日券でも入場可能。問い合わせは同チーム(℡073・454・3160)。

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