両陛下お手蒔きの苗木を植樹 慶風高校

土をかぶせる田原理事長㊨ら
土をかぶせる田原理事長㊨ら

 紀美野町田の学校法人田原学園・慶風高校は21日、全国植樹祭の意義を後世に伝え、緑化のシンボルとして育成させていこうと植樹祭を行い、平成23年の第62回全国植樹祭で天皇皇后両陛下がお手蒔きされ、生長、譲り受けた苗木を本校グラウンドに植えた。

 学校、町行政、議会、地元関係者と硬式野球部の生徒ら計40人が出席。地元の熊野神社、温井敬忠宮司による神事があり、田原学園の田原久一理事長、学校評議員の西博義氏、寺本光嘉町長、上北よしえ副議長、国吉区長会長の東岡秀悟氏がスコップで土をかぶせ、田原サヨ子校長ら学校関係者が水をかけた。

 苗木は高さ50㌢のオガタマノキと150㌢のクマノミズキ各1本。生徒の成長に願いを込め、寺本町長は「しっかりと根を付け、学校と同じように紀美野に根付き、活躍していただきたい」とエールを送った。田原理事長は「開校10周年目といういい機会に恵まれ、皆さんのおかげ、お力のたまもの。今後ともよろしくお願いします」とあいさつ。最後に全員で校歌を声高らかに斉唱した。

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