和歌山市出身「ShuShu*」デビュー

ふるさと初ライブで歌うシュシュ(デサフィナードで)
ふるさと初ライブで歌うシュシュ(デサフィナードで)

 和歌山市出身の一人の若手ミュージシャンが今月、CDデビューを果たした。シンガー・ソングライター、ShuShu*(シュシュ)。発売したミニアルバム「me an me」は、全7曲全てを自身で作詞作曲した。東京と地元和歌山でのリリース記念ライブを終え、「まだまだ未熟なシュシュですが、これからガンガン走ります!」と瞳を輝かせる。

 パワフルで、少しハスキーな歌声。楽曲はレゲエ調のR&Bで、恋愛、友情、家族、さまざまな愛のかたちを、ストレートな言葉で歌う。

 楠見東小、楠見中、県立和歌山高と進学。高校卒業後は県警音楽隊に入隊し、カラーガード隊の一員として3年間活躍した。その後、夢を追って21歳で上京。専門学校で曲作りから歌、ステージパフォーマンスなど、シンガー・ソングライターとしてのイロハを学んだ。

 先週、和歌山市紀三井寺のデサフィナードで行ったライブには、地元の友人ら顔なじみが集まった。「めっちゃ緊張する」と照れくさそうにするシュシュに、会場は「普通でいい、普通で!」と笑顔の声援。アルバム曲とカバー曲など全9曲をふるさとで初披露し、「歌える場所がある。心から、ありがとう」と感謝した。

 「めっちゃ楽しく歌わしてもらいました。聴いてくれている人の顔を一人ずつ見ながら、私の声で、言葉で皆さんに伝えることができて、ほんまにうれしい気持ちでいっぱい」

 翌日は和歌山マリーナシティ、翌々日は東京でもライブを行うなど精力的。今後は東京を中心に活動していく。

 「次は、もっと成長した私を見てもらいたい」。夢への決意を新たに、きょうも大都会のどこかで歌声を響かせる。
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 ミニアルバム「me an me」は、オンラインストア(http://shushu114.stores.jp)やイオンモール和歌山で購入可能。最新情報は公式ブログ(http://ameblo.jp/laba-laba-chikako/)で。

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