難民の子どもの素顔 久保田さん写真展

報道写真家・久保田弘信さんの写真展「Afghan Blue~未来への祈り~」が2月8日まで、和歌山市手平の和歌山ビッグ愛8階、県国際交流センターで開かれている。

久保田さんは岐阜県出身で、アジアや中東地域を中心に活動。アフガニスタン難民の姿を報道番組などでリポートする一方で、難民の子どもたちの日常の姿を捉えた写真展を全国で開いている。

会場には、アフガニスタン、シリア、イラクの難民キャンプで暮らす子どもたちの姿などを中心に約30点を展示。難民生活できょうだいの母親代わりをする女児や、現地では貴重とされている水で顔を洗う子どもなどの姿を写真に収めている。

同センターの山下泰美さんは「現地のありのままの様子を見ていただける写真展になっている。現地を知るきっかけにしてもらえれば」と話していた。

2月1日午後1時からは、映画「ザ・デイアフター・ピース」の上映会と、久保田さんによる「お話会」がある。問い合わせは同センター(℡073・435・5240)。

難民の子どもたちの写真が並ぶ

難民の子どもたちの写真が並ぶ

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