未成年の飲酒防止 中学生らキャンペーン
未成年者飲酒防止街頭キャンペーンが13日、和歌山市のJR和歌山駅前で行われ、市立有功中学校と西脇中学校の生徒17人が、主催者や支援団体と共に啓発に取り組んだ。
県小売酒販組合連合会(野上正二会長)、和歌山小売酒販組合(同理事長)が主催。県警、和歌山税務署、県青少年センター連絡協議会などが参加した。
生徒らは、県警少年課の佐々木達也課長補佐から「酒は未成年には毒であることを大きな声で呼び掛けて。大人には子どもに飲ませないように伝えて」とアドバイスを受け、真剣な表情で街頭キャンペーンへ。開会の際には宣誓文が読み上げられ、有功中3年の岩出里菜さん(14)が「20歳になるまでお酒は飲みません。たばこも吸いません」と中学生を代表して宣言した。
その後、生徒らは小雨の降る中、チラシとポケットティッシュを配り、「未成年者飲酒防止キャンペーン中です」と大きな声で道行く人に呼び掛けた。
西脇中3年の杉本凌輝さん(14)は「キャンペーンを通じて未成年は飲酒や喫煙をしてはいけないということをあらためて学んだ。他の人にもしっかり広めて、防止していきたい」と話した。
同キャンペーンは今月、県内6カ所でも開催される。
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