平均85歳のコーラスも 紀北合唱祭が盛会
和歌山県の岩出市から橋本市にかけての紀の川沿いで活動する合唱グループによる「第33回紀北合唱祭」が24日、紀の川市粉河の粉河ふるさとセンター大ホールで開かれ、各グループが息ぴったりの合唱を披露した。
紀北合唱連盟が主催し、約300人が来場。同連盟は「紀の川市・岩出市」、「伊都郡」、「橋本市」の3グループで構成され、毎年6月に合唱祭を開いている。
この日は、子どもコーラスや高齢者で構成する混声合唱団など20グループが出演。「Jupiter」や「なごり雪」などのJ―POPから童謡まで幅広く歌った。
「はしもとシルバーコーラス」(橋本市)は男女14人で「春のきた山」や「おかあさん」の2曲を合唱。登場前のグループ紹介で、メンバーの平均年齢が85歳、最年長のメンバーは95歳と発表されると、会場から驚きの声が上がっていた。出場グループ中最多の人数となった貴志川コーラス(紀の川市)は「夢みたものは…」と「群青」を歌った。
プログラムの最後には、出場グループ全員で「ぼくという名のひとり」を合唱した。
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