自力でミルク飲む 白浜の赤ちゃんパンダ
和歌山県白浜町のテーマパーク「アドベンチャーワールド(AW)」は17日、14日に誕生したジャイアントパンダの雌の赤ちゃんが、2日続けて自力で母乳を飲んだと発表した。
AWで生まれたパンダの中で最も小さい、体重75㌘で誕生した赤ちゃんは当初、自力で母乳を吸うことができず、保育器に入れてスタッフが懸命にサポートする状態が続いているが、16日には母親の良浜(らうひん、17歳)から自力で約1㍉㍑の母乳を飲む姿が見られ、17日には飲んだ量が約2㍉㍑に増えた。
パンダの赤ちゃんは生後、しばらく体重が減少するのが通常で、3日たった17日の体重は63・9㌘。保育器の中で母親の乳房を探る行動が見られるとともに、少しずつ体を支える力がついてきているようで、前脚を突っ張り上体を起こすような動きも確認されている。
今後は、赤ちゃんの健康状態を見ながら、保育器から良浜のもとへ赤ちゃんを返す回数と時間を増やしていく予定となっている。
関連記事
同じカテゴリのニュース一覧
- 和大に国際交流基金設置 塚本さんの寄付で(04/26/2024)
- 科学技術分野で県内3社 文部科学大臣表彰(04/26/2024)
- 過去最多50件 22年度県内の障害者虐待(04/26/2024)
- キルギス大使が来県 人的交流など促進へ(04/26/2024)
- ジビエ料理の講習会 県猟友会女性部(04/25/2024)