県産の南高梅を使用 炭酸「三ツ矢梅」発売
アサヒ飲料㈱(東京都墨田区、岸上克彦社長)は22日、和歌山県と協力し、県産の「南高梅」を使用した炭酸飲料「三ツ矢梅」を全国のコンビニエンスストアや量販店などで発売する。
県では、わかやま産ブランドの向上と県産食材の消費拡大を目的に、食品メーカーへ県産品採用に向けた取り組みを展開している。
同社では、日本生まれの炭酸飲料「三ツ矢」ブランドから、県産南高梅を使用した梅炭酸飲料を2013年から販売。売上は右肩上がりで、昨年の売上は前年比5%の伸び率を記録したという。
今回は梅を蒸煮して柔らかくし、細かな網状の裏ごし器を通して製造した「梅ピューレ」を新たに使用。とろみのあるやや滑らかな半液体状にしたもので、これまで以上に芳醇な梅の香りとすっきりとした甘酸っぱさを味わえる商品に仕上げた。
パッケージは淡いピンクと緑色の和柄を背景に採用し、梅の果実を弾むようにデザイン。これまでの500㍉㍑ペットボトルに加え、家庭でも楽しめるようにと1・5㍑容器も展開する。
希望小売価格は500㍉㍑が税別140円、1・5㍑が同320円。同社担当者は「三ツ矢ブランドを支えてもらえる商品。疲れていて元気になりたいときにおすすめです」と話している。
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