来館者30万人達成 わかやまスポーツ伝承館
4月5日で開館9年目を迎えたNPO法人わかやまスポーツ伝承館(和歌山県和歌山市本町、江川哲二館長)が9日、来館者30万人を達成した。
県からの委託事業としてスポーツに対する機運を向上させようと2011年4月5日にオープン。県内の野球史や水泳史、和歌山にちなんだ金メダリストなど数多くの展示を実施してきた。
記念すべき30万人目となったのは、同市の越田啓子さんと美悠さん(8)親子。くす玉割りをして祝うとともに、同館の山口裕市理事長から記念品がプレゼントされた。
啓子さんは「なんだかうれしい気持ち。今後も親子で一緒に楽しめるようにいろいろな企画を期待したい」、剣道に取り組んでいるという美悠さんは「びっくりしたけどうれしい。メダルに触ると重たかった。強くなってメダルが取れるように頑張りたい」と笑顔だった。
山口理事長は「いろいろな方のご支援のおかげ。多くの県民に親しんでいただき、一人でも多くの人にスポーツに関心を持ってもらえれば」と話した。
同館では7月15日まで、ゲートボール展を開催中。日本で生まれたゲートボールを実際に体験できるコーナーを設け、各大会での優勝トロフィーなど約45点が並ぶ。江川館長は「ゲートボールの面白さを知っていただき、若い人にも楽しんでほしい」と来館を呼び掛けている。
午前10時から午後7時まで。入場は無料。問い合わせは同館(℡073・423・2215)。
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