熊野の地でよみがえれ 仁坂知事がジュビロ激励


山田キャプテンに熊野牛を贈呈

 3日から9日までの7日間、和歌山市の紀三井寺陸上競技場で強化合宿中のサッカーJ1リーグ「ジュビロ磐田」を歓迎するセレモニーが4日朝、同競技場で行われた。

 仁坂吉伸知事が「日本に初めてサッカーを紹介したとされる中村覚之助や、熊野那智大社のヤタガラスなど、和歌山はサッカーにいわれのある地です。熊野三山はよみがえりの地でもあるので、調子が悪くても心身ともによみがえるはず。ぶっちぎりのチームになってください」と苦戦が続くチームを激励し、熊野牛40㌔と、熊野三山のお守りを贈呈した。

 県農業協同組合連合会から県産の果物等、紀州梅の会から紀州南高梅干しが贈られた。

 山田大記キャプテンは「和歌山で素晴らしいトレーニングを積み、強くよみがえった姿で皆さんの前に出たい。応援してください」とあいさつし、仁坂知事にプレゼントのサイン入りユニホームを手渡した。

 選手29人ら計45人が来県しており、9日まで午前9時半からと午後3時半からの一日2回、2時間ほど練習を行う(6日は午前10時からのみ)。期間中「サッカークリニック」も実施する。

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