気象台「お天気広場」 入場自由で親子殺到
実験の様子を食い入るように見つめる子どもたち
夏休みの子どもに災害について学んでもらおうと、和歌山市男野芝の和歌山地方気象台で7日、恒例の「夏休みこどもお天気広場」が開かれた。昨年までは予約制で40人ほどの参加者だったが、ことしは入場自由にしたところ、午前11時までに親子連れ約210人が参加。予想を上回るにぎわいを見せた。
参加者は、館内で実際のデータ処理を行う現業室や、敷地内の観測装置を見学し、雲作りや竜巻発生などさまざまな実験を体験した。市消防局中消防署の協力で地震体験車も出動した。
智弁小6年の宮井彰悟君(12)は「地震体験車を初めて体験した。津波の起こり方などがよく分かり勉強になった」と話し、防災業務課の今川哲之調査官は「子どもたちに災害に興味を持ち、知ってほしい。家族で話し合うきっかけになれば」と多くの来場者にうれしい悲鳴を上げた。
関連記事
同じカテゴリのニュース一覧
- 珠算1級に満点合格 山東小6年の岡﨑さん(05/12/2024)
- 2040年の将来像へ 県が新総合計画策定初会合(05/12/2024)
- 「和歌山方式」の野㞍さん 6月に講演会(05/12/2024)
- 聖地リゾート!をPR 世界遺産20周年で(05/11/2024)
- 秋篠宮ご夫妻来県 「みどりの愛護」のつどい(05/11/2024)