「必ず日本一取る」 智弁の宮坂主将が決意
9日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する第103回全国高校野球選手権に県代表として出場する智弁和歌山の壮行会が2日、和歌山市冬野の同校講堂で開かれ、選手たちが甲子園での活躍を誓った。
智弁は和歌山大会で箕島、和歌山東などの強豪を破り、決勝では超高校級右腕の小園健太を擁する市和歌山に4―1で勝ち、甲子園出場を決めた。壮行会は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため出席生徒の人数を例年よりも抑え、報道陣の取材も代表取材となった。
藤田清司校長はチームについて「4人の素晴らしい投手がいて、守備も堅く、好機ではしっかり打つ。総合的に見ると全国でもトップクラスの力がある」とし、「一戦一戦勝ち上がって、深紅の大優勝旗を取ってきてくれることを期待しています」と話した。生徒を代表し、2年生の生駒直杜さんが「皆さんの姿から絶対に負けないという気持ちが伝わってきました。力を遺憾なく発揮され日本一を目指して頑張ってください」とエールを送った。
中谷仁監督は「試合を勝ち抜くには応援が大きな力になる。甲子園で大躍進、大暴れしてきたい」と力強く語り、和歌山大会では1番打者として打線をけん引した宮坂厚希主将は「チーム一丸となって戦い、昨年悔しい思いをした先輩たちの思いを胸に、必ず日本一を取って帰って来ます」と誓った。
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