「ととのう」実感 きらくゆがサウナハット導入

サウナと水風呂、休憩を繰り返すことで多幸感を得ることを指す言葉「ととのう」は、ことしの新語・流行語大賞にもノミネート。「サウナー」と呼ばれる愛好家も増え、ことしサウナを楽しんだ人も多かったはず。和歌山市梶取の「きらくゆ」(白築誠治店長)では、サウナをより楽しめる「サウナハット」を取り扱っている。

サウナハットとは、サウナの本場フィンランドで昔から使用されている羊毛をフェルト化した帽子。かぶることでサウナでの頭部の温度の急上昇によるのぼせを防止し、じっくりとサウナに入ることができるアイテム。また、髪が高温で熱せられることから守り、乾燥で耳や頭皮が痛くなることを防いでくれる。

同店は、日替わりで変わる「月の湯」と「日の湯」があり、それぞれ違ったサウナやお風呂が堪能できる。月の湯では、約85度のビッグサウナがあり、階段状の室内で最大16人(現在は8人)入ることができる。

日の湯には、霧(48度)、高温(約85度)、塩(70度)のバラエティーに富んだ3種類のサウナと、蒸し風呂を再現した約45度の窯風呂「癒庵洞(ゆうあんどう)」(コロナ禍で現在は中止)が設置されている。他にも、大露天風呂や炭酸泉など同店自慢のお湯でゆったり過ごすことができる。

白築店長(54)は「いろいろなサウナやお風呂を楽しんで日頃の疲れを癒やしてもらえれば」と話す。サウナは男性が好むイメージがあるが、美肌効果やダイエット、冷え症改善なども期待でき、男性だけでなく女性にもお薦めだという。大人(中学生以上)650円、小人450円。

同店のサウナハット(980円)はグレーとホワイトの2色。通気性がよく柔らかくて軽い。フリーサイズ(周囲は72・5㌢)。

【きらくゆ】和歌山市梶取251の1▽℡073・480・1126▽午前10時~午前1時(最終受付は0時半)▽年中無休(点検・整備で休む場合あり)

サウナハットで「ととのう」を体感して

サウナハットで「ととのう」を体感して

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