60代の女性死亡 8人感染、クラスターも
和歌山県は27日、県内で新たに20~60代の男女8人が新型コロナウイルスに感染し、和歌山市の60代女性の死亡が確認されたと発表した。県内の累計感染者は2594人、死者の累計は42人となった。27日午前10時時点で127人が入院している。うち重症者は35人。入院患者数が130人を下回るのは4月3日以来で54日ぶり。
亡くなった女性は4月末に全身倦怠感、めまいなどの症状があり、5月5日に救急搬送され陽性が判明した。基礎疾患があったという。 保健所管内別の感染者数は、和歌山市3人、橋本2人、海南1人、新宮1人、大阪府1人。年代別では、20代4人、30代1人、40代2人、60代1人。
従業員の感染が相次ぎクラスター(感染者集団)に認定された㈱テクノ菱和和歌山事務所の関係では、新たに関連会社従業員の感染が判明。現在建設中の和歌山城ホールの工事に携わっていることから、県はクラスターの名称を「和歌山城ホール建設関係のクラスター」に変更した。
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