超小型EVを導入 きのくに信金が環境に配慮
きのくに信用金庫(田谷節朗理事長)は、地域社会の環境保全に貢献しようと、トヨタ車体㈱製の超小型電気自動車(EV)「コムス」を導入した。10日に和歌山市本町の同金庫本店駐車場で導入式があった。
同金庫によると、コムスは走行中にCO2(二酸化炭素)を排出せず、家庭用AC100Vで充電できるという。充電完了までにかかる時間は約6時間。満充電の場合は約50㌔を走行でき、最高速度は60㌔。同庫は金融商品などの営業活動を行っている「マネーアドバイザー」(MA)の移動手段としてコムス17台を本店営業部、和歌山支店、岩出支店、海南支店などに設置する。
導入式には同金庫、和歌山トヨタ自動車㈱、和歌山トヨペット㈱などの関係者が出席。和歌山トヨタ自動車㈱美園店の山崎貴嗣店長から田谷理事長にデモキーが授与された。
田谷理事長は「地球温暖化に対する危機感が高まっている。営業車両にクリーンエネルギー車両を積極的に導入し、地域社会の環境保全に貢献してまいりたい」と話していた。
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