「第三者の犯行」 林死刑囚の弁護士が主張
1998年7月、和歌山市園部で開かれた夏祭りでカレーにヒ素を混ぜて4人を殺害したなどの罪で死刑判決が確定している林真須美死刑囚(59)が5月31日付で和歌山地方裁判所に再審を申し立てた。代理人の生田暉雄弁護士は16日、同市の和歌山弁護士会館で記者会見し、「第三者の犯行ではないかと思わせる証拠が出てきた」と主張した。
元裁判官の生田弁護士は、「事件当時からの経緯や裁判関係資料を調べ直したとし、林死刑囚の刑事裁判では、被害者の死因を示す死体検案書などが証拠として提出されず、状況証拠による事実認定に争点が集中したと指摘。「ヒ素による死亡を合理的な疑いを超えて証明する証拠が全くない。大欠陥の判決」と述べた。
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