三尾美月さんが入賞 岩出で「現代詩の祭典」

全国から応募があった詩作品の入賞作品を発表する「いわで『現代詩(ことば)の祭典』」が13日、和歌山県岩出市根来の旧県議会議事堂で開かれた。

「紀の国わかやま文化祭2021」の一環。応募詩作品のテーマは「色」。全国各地から寄せられた1433作品の中から、小学生の部、中学生・高校生の部、一般の部の3部門でそれぞれ、文部科学大臣賞など六つの賞に計18人が選ばれた。県内では、小学生の部で和歌山市立西脇小学校6年の三尾美月さんが、書道に対しての思いを書いた詩作品「書道」で日本現代詩人会会長賞に輝いた。

同日行われた祭典では、中芝正幸市長が各受賞者に表彰状と記念品を贈呈。その後、文部科学大臣賞に選ばれた各部門の3人がそれぞれの作品を音読した。

三尾さんは今回が初めての詩作だったといい「選ばれてびっくりしたけどうれしかった。書き出しの『書道とは自分の鏡だ』は自分の心が映るという思いを表現した」と笑顔で話していた。

 

各部門の入賞者の皆さん

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