東京五輪思い出して 岩出市にゴールドポスト
東京五輪スケートボード女子パークで初代金メダリストとなった四十住(よそずみ)さくら選手の栄光をたたえ、ゆかりの地の岩出市を盛り上げようと28日、市役所前(同市西野)に金色のポストが設置された。除幕式に出席した四十住選手は「次のパリでも2連覇できるよう頑張るので応援よろしくお願いします」と笑顔で呼び掛けた。
金メダルを獲得した日本代表選手らにゆかりのある地域の郵便ポストを金色に塗り替える「ゴールドポストプロジェクト」は、内閣官房東京オリンピック・パラリンピック推進本部事務局が日本郵便㈱の協力のもと全国各地で推進しており、今回で42例目。
除幕式には中芝正幸市長や岩出郵便局、岩出水栖郵便局、岩出中黒郵便局の各局長らも出席し、掛け声とともにきれいな金色に塗られたゴールドポストがお披露目された。
同ポストの記念すべき初投函(とうかん)は四十住選手自らが行い、「投函した時に東京オリンピックのことを思い出してもらえれば」とにっこり。
ポストの前面には、四十住選手の名前や出身地、種目などを記したプレートが貼られている。
四十住選手は「岩出で育ち、岩出市からオリンピックに行けたのはうれしいし、皆さんの応援のおかげで、すごく感謝しています」と話し、ゴールドポストの前で、さらなる飛躍を誓った。
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