人間性磨く 和市医師会看護専門学校入学式
和歌山市西高松の市医師会看護専門学校で7日、第23期生の入学式が行われ、10~30代の44人(男子10人、女子34人)が看護師を目指して新たな学校生活をスタートさせた。
式で森喜久夫校長は、新入生一人ひとりの名前を読み上げた後、細菌学者、野口英世の言葉「天才なんかあるものか。あるのは努力だけだ。誰よりも3倍、4倍、5倍勉強する者、それが天才だ」を紹介。「この言葉ときょうの感激を忘れることなく努力し、3年後には全員そろって看護師となってください」と激励した。
在校生代表で3年生の濵野純奈さん(20)が「1年次は2、3年次の基礎となる土台。全ての講義と演習を大切にしてください」と歓迎の言葉を述べ、入学生を代表し、鈴木花菜(はるな)さん(18)が「どんな困難にも立ち向かい、新しい仲間と共に切磋琢磨(せっさたくま)していくことを誓います」と宣誓。
鈴木さんは幼少期から看護師の母に憧れ、この道を志したといい「患者さんに寄り添い、少しの変化にも気付ける看護師になれるよう、知識や技術だけでなく、人間性も磨いていきたい」と話していた。
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