海ごみゼロ目指して オークワが清掃活動
スーパー大手の㈱オークワ(本社=和歌山市中島、大桑弘嗣社長)の従業員ら46人は19日、プラスチックごみの海洋流出を防ぐために海岸などでごみを拾う「海ごみゼロウィーク」の一環で、同市の磯の浦海岸で清掃活動に汗を流した。
同社は環境負荷低減に向けて、各店舗で廃ペットボトルを回収。牛乳パックや食品トレーなどのリサイクル資源を回収するなど、環境保全活動を推進している。
今回、より一層地域に貢献したいと、環境省と日本財団が行う「海ごみゼロ」を合言葉にした同活動に賛同。海洋ごみ問題への取り組みの一環として日本水産㈱と合同で、初めて参加した。
従業員たちは打ち上がった流木などの間から、空き缶やペットボトル、プラスチックの破片、発泡スチロール、ブイ、サッカーボールなど、さまざまな種類のごみを大量に回収した。
同社営業本部長兼食品事業部長の武田庸司さん(57)は「従業員一人ひとりが環境問題に目を向けるきっかけになれば。『商業を通じて地域社会に貢献する』という経営信条は、創業者から受け継がれてきたDNA。地域貢献の思いを大切に、今後も恒例の活動にしていきたいですね」と話していた。
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