和歌山城を美しく 理容組合支部が清掃
理容店のオーナーが組織する全国理容生活衛生同業組合連合会は、9月の第2月曜日を「理容ボランティアの日」と決め、全国一斉にボランティア活動を実施している。和歌山県理容生活衛生同業組合和歌山支部では12日、和歌山市の和歌山城で清掃活動を行った。12人の会員が参加し、岡口門周辺の側溝にたまっていた落ち葉を取り除き、雑草を抜くなどした。
同支部によると、和歌山城には県外から観光客がたくさん訪れるため、良い印象を持ってもらおうと清掃活動を2008年から行っている。
吹屋町で理容店を営む五十嵐成喜さん(61)は「地域に認められるような組合になるよう、ボランティア活動は継続して行っていきたい」と汗いっぱいの顔でほほ笑んだ。
中井隆也支部長は「新型コロナの影響で売り上げが落ち込んでいる店が多い中、たくさんのメンバーが参加してくれて感謝している。理容師が一つになって、お客さんに安心、安全を提供できるよう努力していきたい」と話した。
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