海は気持ちよく最高 盲学校生徒がヨット体験
和歌山市府中の県立和歌山盲学校の生徒たちは14日、同市毛見の和歌山セーリングセンターで初心者向けのヨット「アクセスディンギー」に乗って楽しんだ。県教委主催の「和歌山・海プロジェクト」の一環。
アクセスディンギーは高齢者や子ども、障害のある人など、誰もが安全に操縦できるように設計された小型のヨット。小さな棒を右に倒せば右に、左へ倒せば左に進み、強い力は必要ない。
昨年初めて体験し、生徒に好評だったことから、ことしも実施。5年生2人と6年生1人が操作方法や安全についての講習を受け、海に出発。操縦を覚えた午後からは講師が見守る中、教員と2人一組で1時間、風を切って波間を進み、全身で爽やかな風を感じながら海を楽しんだ。
白樫栄人さん(5年)はヨットの上で「海は広いな、大きいな」と歌い、海の広さを実感したという。「波が大きかったけど気持ちよかった、最高だった」と笑顔。生徒と一緒にヨットに乗った安達青児教諭(38)は「ものすごく楽しかった。音や匂い、水の感触などを感じる貴重な経験になったと思う。大人になっても記憶として残るはず」と話した。
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