伝統の技を目の前で インドの工芸士来和
インドの伝統工芸士の制作の様子が見られる「インド手しごとの世界~木・竹・布・革」が18日、和歌山市吹上の県立近代美術館で始まった。20日まで。
日本とインドの国交樹立70周年、インド独立75周年を記念し、在大阪・神戸インド総領事館が主催するイベント。インド美術を紹介する同館の企画展に併せて開かれている。
会場には、インドの人間国宝にあたる「ナショナルアワード」認定の伝統工芸士、木工彫刻のモハンマッド・マトルーブさん、絞り染め(バンダニー)のカトリ・アブドゥル・シャクール・ハジオスマンさん、泥防染(バーグル)のラル・チャンド・チーパさん、籐・竹工芸のマネンドラ・デカさん、皮革工芸のラージャーゴーパル・チンナタンビさんの5人が訪れている。
5人は作品と仕事道具を机に並べ、来場者の目の前で高度なものづくりの技を披露。来場者は5人に質問などをしながら、精緻な手仕事に見入っている。
午前11時~午後3時。問い合わせは同館(℡073・436・8690)。
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