県内341小中学校で実施 全国学力テスト
文部科学省による2023年度の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)が18日、全国の小中学校で行われた。
同調査は、全国の児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し、教育指導や学習状況の改善などに役立てるために実施。全国の小学6年生と中学3年生を対象に行われ、小学校は国語と算数、中学校は国語、数学、英語の各科目で基本知識や技能、それらを活用する問題が出された。
英語は「聞くこと」「読むこと」「書くこと」に加えて「話すこと」調査も実施。本年度は初めて同省のCBTシステム「メクビット」を用いて行われた。
和歌山県内では公立小学校225校、中学校116校を対象に実施。和歌山市立伏虎義務教育学校(鷺ノ森南ノ丁、古田清和校長)では6年生の児童と9年生の生徒合わせて約150人が試験を受けた。
9年生のクラスでは、生徒らは配布された問題冊子に名前などを記入し、注意事項を聞いた後、静かに試験の開始を待っていた。
問題の解説は同日午後5時以降に国立教育政策研究所のホームページに掲載される予定。
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