シートベルト着用を 県警高速隊ら啓発

秋の全国交通安全運動(21~30日)に合わせ、利用客らに交通安全意識を高めてもらおうと、和歌山市北野の阪和自動車道下り(和歌山方面)紀ノ川サービスエリア(SA)で22日、県警らによる街頭啓発が行われた。

参加したのは高速道路交通安全協議会員、高速道路交通警察隊、NEXCO西日本和歌山高速道路事務所の関係者ら約50人と県警のマスコットキャラクター「きしゅう君」。

参加者は「シートベルトをしめよう」と書かれたたすきをかけ、「飲酒運転根絶」ののぼりを掲げてサービスエリアの施設出入り口付近で活動。高速道路での運転の際の注意が書かれた啓発チラシ、反射材、衝突事故防止の注意が書かれたポケットティッシュなどが入った啓発グッズを手渡した。

同SA付近では9月5日に乗用車とバイクが衝突し、バイクの運転手が死亡する事故が発生しており、高速道路の走行に注意喚起。高速道路交通警察隊の土井和也隊長は「高速道路を運転する際は十分な車間距離をとり、スピードを控え速度を守ってください。後部座席のシートベルトも忘れずに着用していただきたい。非着用で追突事故が起こってしまうと車外に放り出され、死亡事故につながってしまいます。命を守るシートベルトの着用を必ずお願いします」と呼びかけた。

SA利用客に啓発グッズを配った

SA利用客に啓発グッズを配った