アルゼンチンアリ県内初確認 和歌山港西浜岸壁
和歌山県は28日、特定外来生物のアルゼンチンアリの生息が県内で初めて、和歌山市の和歌山下津港西浜岸壁付近で確認されたと発表した。
環境省は年2回、ヒアリの全国港湾調査を実施しており、今月15日に同岸壁のコンテナヤードでアルゼンチンアリが見つかった。
アルゼンチンアリは南米原産で、日本では1993年に広島県で定着が確認されて以来、各地で見つかっている。毒性はなく、ヒアリと異なり人を刺すなどの直接的な人体・健康への被害はないが、繁殖力が高く、生態系への被害の恐れがあり、2005年6月に特定外来生物に指定されている。
県は今後、環境省や和歌山市などと協力し、発見場所での目視やトラップ設置による調査、防除を進め、生息範囲の確認や定着防止の取り組みを進める。
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