サツマイモ掘り 東南RCが秋の収穫祭
収穫して食べる喜びなどを感じてもらおうと、和歌山東南ロータリークラブ(塩﨑和仁会長)は14日、和歌山市西浜の畑で「秋の収穫祭」を実施。NPO法人わかやまこども食堂を利用する子どもや保護者らを招き、サツマイモの収穫を楽しんだ。
同クラブの社会奉仕活動として、約10年ぶり3回目の開催。同クラブの会員約30人の他、こども食堂の利用者、若者サポートステーションわかやまの利用者、相談員ら計約70人が参加した。
参加者は軍手とスコップを使い、同クラブの会員らが5月に苗を植えて育てた、紅あずま、鳴門金時、紅はるかの各120苗から育ったサツマイモを和気あいあいと収穫。大きく育ったイモを、それぞれ持ち帰った。
事前に収穫したもので作った焼き芋や天ぷらに加え、おにぎりやおでん、わたあめも振る舞われた。
母親と参加した同市の平野律紀ちゃん(4)は、「ちっちゃいのも大きいのも採れて楽しい。おみそ汁で食べたい」と笑顔。塩﨑会長(55)は「育ったものを収穫して食べることを通して、働く大切さや、食べる楽しさを感じてほしい」と話した。
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