植物や野菜を使って 万葉館で押し花展
和歌山市和歌浦南の片男波公園万葉館で、企画展「万葉押し花展~永遠の素敵な花たち」が開かれている。来年1月8日まで。
同市の押し花インストラクター、鈴村眞澄さんが主宰する押し花教室「アトリエベル」のメンバー27人の作品を展示。花だけでなく野菜、果物、野に咲く草も使い、切り絵やビーズなどを加え自由に制作している。
鈴村さんは「鶴(たづ)鳴きわたる」と題した作品を出展。中心が黄色の白い小菊「ノースボール」を鶴の羽に、足はカスミソウの枝を使っている。
他にも、キャベツやレタスで森を表現した作品や、花の周りをチョウが飛んでいる様子、踊っているようなコスモスをモチーフにしたものなど57点が並ぶ。
11月19日の午後1時から3時までは同所で体験教室も開かれ、好きな花を使って額作品にすることができる。料金は2500円。参加には事前予約が必要。
また、12月16日からは特別展示として、NHK連続テレビ小説「らんまん」の主人公のモデルとなった牧野富太郎博士の植物標本も展示する。
入場無料。問い合わせや体験教室の予約は同館(℡073・446・5553)。
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